Claude Code デイリーリサーチ(2026-03-06)
サマリー
- Claude Code v2.1.69リリース(3月5日): MCP接続失敗時の通知改善、RTLテキスト描画修正、コマンド候補の決定的生成化
- Claude Code v2.1.70リリース(3月6日): サードパーティゲートウェイ利用時のAPI 400エラー修正、ToolSearch後の空レスポンス修正、Windows/WSLクリップボード修正
- Voice Mode ローリングアウト継続中: 3月3日に開始された段階的展開が進行中(現在約5%のユーザーに展開)
詳細
Claude Code v2.1.69(2026年3月5日リリース)
- 概要: UX改善とバグ修正を中心としたリリース
- 詳細:
claude.aiMCP接続失敗時にツールリストから無言で消えるのではなく、通知を表示するよう変更- コマンド候補の提示がHaikuモデル呼び出しから決定的な生成方式に変更(レイテンシ改善)
- RTLテキスト(アラビア語、ヘブライ語、ペルシャ語)がチャットパネルで反転表示されるv2.1.63のリグレッションを修正
- バージョン: v2.1.69
- ソース: npm @anthropic-ai/claude-code
Claude Code v2.1.70(2026年3月6日リリース)
- 概要: API互換性とクロスプラットフォーム安定性の大幅改善
- 詳細:
ANTHROPIC_BASE_URLでサードパーティゲートウェイ使用時のAPI 400エラーを修正。ToolSearchがプロキシエンドポイントを正しく検出し、tool_referenceブロックを無効化- カスタムBedrock推論プロファイルやClaude標準命名パターンに一致しないモデルIDでの
effortパラメータエラーを修正 - ToolSearch直後の空モデルレスポンスを修正(サーバーがシステムプロンプト風タグでツールスキーマを描画し、モデルが早期停止する問題)
- Windows/WSLでクリップボードがCJK・絵文字等の非ASCII文字を破壊する問題を修正(PowerShell
Set-Clipboardを使用) - Windowsで統合ターミナルから起動時に余分なVS Codeウィンドウが開く問題を修正
- SSH接続遅延時にEnterが改行として挿入される問題を修正
- 設定方法/利用方法:
npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest # バージョン確認 claude --version # サードパーティゲートウェイ利用時(修正済み) export ANTHROPIC_BASE_URL=https://your-proxy.example.com - バージョン: v2.1.70
- 制限事項: ToolSearch関連の修正はサードパーティゲートウェイ構成でのみ影響
- ソース: GitHub Releases
Voice Mode 段階的展開(3月3日〜継続中)
- 概要: Claude Codeにネイティブ音声モードが追加。3月3日から段階展開開始
- 詳細:
/voiceコマンドで音声モードを有効化- スペースバー長押しで発話、離すと送信
- 対応言語は20言語(v2.1.69で10言語追加: ロシア語、ポーランド語、トルコ語、オランダ語、ウクライナ語、ギリシャ語、チェコ語、デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語)
- 現在は約5%のユーザーに展開。対象ユーザーにはウェルカム画面に通知表示
- macOS/Windows対応。Linux対応は今後
- 設定方法/利用方法:
# セッション内で有効化 /voice - バージョン: v2.1.67以降
- 制限事項: Pro/Max/Team/Enterprise契約者のみ利用可能。Linux未対応。5%段階展開中
- ソース: TechCrunch
v2.1.68 新機能(3月5日前後リリース)
- 概要: /claude-apiスキル追加、セッション命名、テンキーサポート等の機能追加
- 詳細:
/claude-apiスキル: Claude APIとAnthropic SDKを使用したアプリケーション構築のためのスキルを追加/remote-controlコマンドにオプション--name引数を追加(例:/remote-control My Project)。claude.ai/codeで表示されるセッションタイトルを設定可能- テンキーでの選択肢操作をサポート(従来はQWERTY上段の数字行のみ)
- VS Code: アクティビティバーにスパークアイコン追加、セッション一覧と全エディタでの開放
- VS Code: プランのMarkdownドキュメントビュー追加、コメントによるフィードバック対応
- VS Code:
/mcpによるネイティブMCPサーバー管理ダイアログ追加(有効化/無効化、再接続、OAuth認証管理)
- 設定方法/利用方法:
# リモートコントロールにカスタム名を設定 claude remote-control --name "My Project" # VS Code内でMCP管理 /mcp - ソース: Releasebot
モデル更新: Opus 4/4.1 廃止、Opus 4.6 デフォルト化
- 概要: Claude Opus 4およびOpus 4.1がファーストパーティAPIから削除。Opus 4.6に自動移行
- 詳細:
- これらのモデルをピンしていたユーザーはOpus 4.6に自動移行
- Max/Teamサブスクライバー向けにOpus
4.6のデフォルトeffortが
mediumに変更 - Sonnet 4.5ユーザー(Pro/Max/Team Premium)もSonnet 4.6に自動移行
- 制限事項: Opus 4/4.1に依存していたカスタム構成は動作しなくなる
- ソース: Releasebot
Haiku 3 廃止予告
- 概要: Claude Haiku
3(
claude-3-haiku-20240307)が2026年4月19日に廃止予定 - 詳細: Haiku 4.5への移行を推奨
- ソース: Model Deprecations
MCP関連
VS CodeネイティブMCPサーバー管理
- v2.1.68でVS
Code内の
/mcpコマンドからMCPサーバーの有効化/無効化、再接続、OAuth認証管理が可能に - ターミナルに切り替えることなくチャットパネル内で完結
MCPバイナリコンテンツ処理改善(v2.1.70)
- PDF、Officeドキュメント、オーディオを返すMCPツールが、raw base64を会話コンテキストにダンプするのではなく、正しいファイル拡張子でデコード済みバイトをディスクに保存するよう改善
MCP起動パイプライン最適化(v2.1.70)
claude.ai設定取得とローカル接続をパイプライン化、逐次バッチ処理からコンカレンシプールに変更し起動速度を改善
コミュニティ動向
GitHub Actions: actions:read権限の要望
claude.ai/codeGitHub Appがactions:read権限を持たないため、CIを起動できるがワークフロー実行結果を読み取れないという制限が報告(Issue #1014)
Cowork エンタープライズプラグイン展開
- 3月1日にCowork & Plugins for the Enterpriseが開始。Excel、PowerPoint、Slack、Gmail、Google Drive、DocuSign等のプラグインが利用可能に
- Cowork Windows版がリサーチプレビューとして利用可能(macOSとの機能パリティ)
Claude Code 売上規模
- TechCrunch報道によると、Claude Codeのランレート売上が25億ドルを突破(2026年初頭比で2倍以上)。エンタープライズ顧客が総売上の半数以上を占める